北海道から山陰の日本海側で雪 局地的な雪の強まりや吹雪に警戒

2023年2月21日(火)7時20分 ウェザーニュース

2023/02/21 07:27 ウェザーニュース

今日21日(火)は寒気の南下のピークとなり、北海道から山陰にかけての日本海側を中心に雪が降っています。
局地的な強い雪や吹雪のおそれがあるため、警戒が必要です。

今日が寒気のピーク 局地的に雪が強まる

昨日から冬型の気圧配置が強まり、北海道から西日本日本海側の広い範囲で雪が降っています。上空1500m付近で−6℃以下の寒気は日本の南の海上まで南下し、大雪の目安となる−12℃以下の寒気も北陸まで南下中です。
このため、北日本や北陸の一部では雪が強まっているところがあります。7時までの12時間に長野県野沢温泉村では35cm、青森県平川市の碇ケ関では30cm、新潟県津南町では29cm積雪が増加しました。7時20分現在、青森県、北海道の一部には大雪警報が発表されています。
京都市内にも雪雲流れ込んで、うっすらと雪の積もっているところがあります。また、寒気が強いため太平洋側の一部も雪になっていて、四国の太平洋側や伊豆半島、伊豆大島などでも雨ではなく雪が降っている状況です。

日本海側は雪が続く 山沿いでは大雪のおそれ

21日(火)夜までの積雪の予想

今夜遅くにかけては、日本海から活発な雪雲が次々に流れ込む北陸や近畿北部、山陰で雪が強まる見込みです。北海道や東北北部の日本海側にもシアーライン(風の流れが変化する境界線)に伴う活発な雪雲がかかって局地的に強い雪や吹雪となります。
これから明日朝にかけて新たに降る雪は、北海道から北陸、山陰にかけて20cm近くになり、北陸の山沿いなどの多いところでは50cm近くに達する予想です。
積雪の急増に伴う路面状況の悪化や吹雪による視界不良、屋根からの落雪、山間部では雪崩にも警戒をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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