連休最終日は西日本・東日本で雨や雪 東北も段々雪が降り出す
2024年2月25日（日）10時43分 ウェザーニュース
2024/02/25 10:42 ウェザーニュース
連休最終日の今日25日(日)は、西日本や東日本の広い範囲で冷たい雨が降っています。内陸山沿いでは雪になり、特に甲信では積雪に注意が必要です。昼過ぎ以降は東北でも雪が降り出し、平野部を含め積雪のおそれがあります。
甲信など内陸山沿いは雪
本州の南の海上を低気圧が東進しています。西日本や東日本にはこの低気圧に伴う雲が広がり、広い範囲で雨が降っている状況です。三重県尾鷲市では、6時30分までの1時間に12.0mmのやや強い雨を観測しました。10時00分現在は、1.0〜2.0mm程の雨の所が多くなっています。
低気圧に向かって冷たい空気が流れ込んでいるため、内陸山沿いでは雪が降っています。特に甲信ではほとんどが雪で、標高の高い所を中心に積雪が増加してきました。長野県木曽郡にあるアメダス・開田高原では10時までの1時間で4cmの雪が降り、積雪深は15cmになっています。
東京23区や埼玉県南部などでもみぞれになっている所がありますが、今日は寒気の引き込みがそれほど強くないため雨の時間が長く、市街地で雪が積もる可能性は小さいとみています。
午後は雨雪の中心が東日本や東北へ
25日(日)夜の雨雲の予想
低気圧の東進に伴い、九州や中国ではすでに雨が止んできました。西日本では午後にかけて、さらに西の地域から天気が回復していく見込みです。
一方、関東は雨がしっかりと降るようになっていきます。また、東北も昼過ぎ以降は雪が降り出す予想で、平野部を含めて積雪による路面状態の悪化に注意が必要です。
特に、岩手県など東北北部太平洋側では今夜以降、雪の量が多くなるとみています。明後日27日(火)まで降り続く所がある予想なので、こまめに最新の情報を確認し、通勤・通学は時間に余裕を持って行動するようにしてください。
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