青森で虹色現象「ハロ」が出現 天気下り坂のサイン

2020年2月29日(土)10時10分 ウェザーニュース


2020/02/29 13:45 ウェザーニュース

今日29日(土)は青森県を中心に太陽の周りの光の環「ハロ」の報告が寄せられています。

雪や雨の前触れを示す雲や現象

ハロは薄い雲を構成する氷の粒が、太陽の光を屈折させることで現れる、光学現象のひとつです。低気圧の接近前には、その距離によって見られる空模様に特徴的な変化がみられることがあります。空高く薄い雲から始まり、だんだんと雲が低く厚くなってきます。
ハロはこの途中で見られることが多く、上空の薄い雲が出ているときに見られることがあります。その後、ハロが見えなくなり縞模様の雲や低い雲が増えてくると、低気圧や前線が近づいているとみることが出来ます。
今日は日本海から近づく低気圧が接近しているため、ハロが見えたと考えられます。

夕方以降は雪や雨に

今日は天気が下り坂。夕方以降は段々と雪や雨が降り出し、夜遅い時間ほど強い雨雪や雷、アラレ、突風のおそれがあります。外出される予定がある方は、帰宅時に備えて雨具をご用意ください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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