北陸などでハロやアークが同時出現 束の間の回復は鮮やかな空

2023年12月19日(火)10時20分 ウェザーニュース

2023/12/19 10:14 ウェザーニュース

今日19日(火)は冬型の気圧配置が弱まり、北陸などで晴れ間が出ています。空の高い所に残った薄い雲が様々な虹色現象を創り出し、束の間の晴天は鮮やかな空です。

上空の薄雲が創り出す虹色現象

昨日、この冬初めてのまとまった雪になり、30cm以上の雪が積もった新潟県湯沢町は天気が回復して、太陽が顔を見せました。空の高い所に残った薄い雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させて、いくつもの虹色現象が出現しています。
太陽を取り巻く光のリングが「ハロ」、太陽の横に見える虹色の明るい部分は「幻日」、太陽の上側のやや明るい虹色の部分が「タンジェントアーク」、そして太陽から離れた上に見える鮮やかな虹色が「環天頂アーク」です。
それぞれの現象はしばしば現れるものの、揃って同時に見えることは多くはありません。北陸以外にも長野県や福島県でも虹色現象がみられています。
ただ、今日の晴天は長くは続きません。低気圧の接近に伴い午後は雲が増え、再び雨や雪が降り出します。明後日21日(木)以降は大雪となるおそれがありますので、除雪などは天気が穏やかなうちに進めると良さそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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