関東 今週末はポカポカ 来週は最高気温が連日20℃前後 お花見の計画はお早めに

2023年3月3日(金)17時27分 tenki.jp

関東地方、きょう3月3日(金)はきのうより気温が大幅ダウン。ただ、寒いのはきょうまでです。あす4日(土)から再び気温上昇。来週は連日、最高気温が20℃前後となりそうです。東京都心で20℃は4月中旬並み、葉桜の頃の気温です。東京都心の桜開花は3月18日(土)と、例年より1週間くらい早くなりそうです。お花見の計画は早めが良さそうです。

4月並み→平年並み→4月並み 花粉大量飛散に注意

関東地方は、ここ3日間(2月28日〜3月2日)は、季節先取りの暖かさが続き、東京都心では、きのう2日(木)今年はじめて最高気温が20.0℃を観測。ただ、2日(木)夜から気温が急降下。きょう3日はヒンヤリ空気に包まれ、最高気温は東京都心で13.4℃と、この時期らしい気温に戻りました。
ただ、あす4日(土)から再び気温が上昇。4日(土)の最高気温は東京都心17℃と、4月上旬並みの予想です。5日(日)・6日(月)は、15℃前後ですが、7日(水)から一気に気温が上昇。連日、20℃前後となりそうです。
この先も、花粉の大量飛散が予想されています。東京のスギ花粉のピークは3月上旬〜下旬。スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まり、東京では4月上旬〜下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。今年は大量飛散が見込まれ、ピークの時期も長くなる可能性があります。花粉症の方は、例年以上に長い期間、万全な花粉対策が必要となりそうです。

5日(日)は南部ほど雲多い

この先1週間、天気は晴れる日が多いですが、5日(日)は東京都心など関東南部ほど雲が広がりやすいでしょう。東海沖で異なった風と風がぶつかり、局地的な前線が発生するためです。静岡県から伊豆諸島で雨となりますが、雨の範囲が関東南部に広がる可能性もあります。5日(日)は「東京マラソン2023」など、各地でマラソン大会が開催される予定ですが、気温は高めのコンディションとなりそうです。なお、東京マラソンの大会当日は長時間の交通規制が行われます。皆様のご理解ご協力をお願いします。
また、10日(金)は気圧の谷の影響で、雨が降るでしょう。雨でも暖気優勢、最高気温20℃くらいまで上がる見込みです。

お花見の計画はお早目に

3月上旬から中旬にかけて、全国的に気温が平年よりかなり高くなる予想のため、桜の開花は平年より早いところが多いでしょう。この高温傾向は東日本と北日本で顕著に予想され、これらの地域では、開花最早記録に迫る地点もある見込みです(日本気象協会3月2日発表「桜開花予想」)。
今年の開花は、3月14日に福岡と高知からスタートするでしょう。16日には熊本と宮崎、17日には広島、18日には長崎や佐賀、東京などで開花する見込みです。3月末までに九州から関東にかけて広く開花し、北陸や長野、東北の一部地域でも3月中に開花するところがあるでしょう。桜前線は4月下旬に津軽海峡を渡り、4月25日に函館、26日に札幌で開花する見込みです。

関東甲信 1週間くらい早い開花予想

関東甲信の桜の開花予想は、東京都心3月18日(土)、横浜3月19日(日)、熊谷と甲府3月20日(月)など、平年より1週間くらい早くなりそうです。
また、開花〜満開までの日数は、気温が高いと短く、低いと長くなる傾向があります。東京では、開花〜満開までの平均は8日(1953年〜2021年)ですが、1964年は開花から3日で満開となり(4月2日開花・4月5日満開)、まさに「三日見ぬ間のサクラかな」といった感じになりました。最近だと、1998年が開花〜満開まで4日(3月27日開花・3月31日満開)と、最短記録2位タイとなっています。
今年は、3月下旬にかけて高温傾向が予想されているため、開花〜満開までの日数も短くなる可能性があります。お花見の計画は早めが良さそうです。

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