東京 サクラの露払いハクモクレン咲く

2019年3月13日(水)7時35分 tenki.jp

東日本大震災から8年目の日、東京都内でハクモクレンが咲き出していました。ここの花は、サクラが開花する1週間ほど前に咲き出すことが多く、サクラが横綱なら、こちらは土俵入りの露払い。

サクラのように潔く 街角に笑み

撮影したハクモクレンは、江東区豊洲駅前の歩道に植えられた街路樹。まだ若い木で、この数年、東京のサクラ(靖国神社の標本木)よりも1週間ほど早く咲き出す傾向にあります。撮影したのは、前夜からの雨が上がった昼下がり、蕾が開きかけた街路樹が多い中、この木は多数の花びらが大きく開いていました。周囲には冬木立の目立つ中、ハクモクレンのあたりだけがぱっと華やいだ光景が、行き交う人々の笑みを誘う様子がありました。ハクモクレンの花は短命で、開花してから数日で散ってしまいます。また、ソメイヨシノのように、葉よりも先に花が咲くのも、どこか「サクラ似」です。
余談ですが、中国が原産といわれるハクモクレンは、紫色のモクレンと同じモクレン科モクレン属、学名「Magnolia(マグノリア)」和名では、花がハスに似ていることから「蓮」と書き、ハクモクレンは「白蓮」とも、またランに似ていることから「白蘭」ともいうそうです。満開なるとぷーんといい香りが漂います。

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