この先1週間「花粉大量飛散」も ピークはスギからヒノキへ いつまで注意

2021年3月14日(日)6時33分 tenki.jp

きょうは、九州から関東の広い範囲で、「花粉が飛びやすい条件」がそろってしまいそう。この先1週間は、花粉の飛ぶ量が「非常に多い」日もあるでしょう。西から徐々に、スギ花粉からヒノキ花粉へピークは移ってきていますが、東京都内でもヒノキ花粉が飛び始めていますので、万全な対策を心がけてください。

花粉が飛びやすい条件 そろってしまいます

花粉症の方には、辛い時期が続いていますが、きょうも油断はできません。
花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して、風が強い日」「雨上がりの翌日や、気温の高い日が2〜3日続いた後」などです。
九州から関東では、昨日は雨が降りましたが、きょうは広く晴れて、昼間はポカポカ陽気となるでしょう。このため「晴れて気温が高い日」や「雨上がりの翌日」など、花粉が飛びやすい条件がそろってしまいそうです。花粉症の方は、万全な対策を心掛けてください。

この先1週間 花粉が多い日は? 対策を忘れずに

この先の花粉の予想をみてみますと、花粉の多いエリアは、東海や関東甲信、東北南部が中心でしょう。名古屋と東京では、週の前半、花粉の飛ぶ量は「非常に多い」日が続きそうです。仙台でも、連日「非常に多い」予想となっています。東北南部でも暖かい日が増えるので、対策の欠かせない日が続くでしょう。
そこで、花粉症の症状をおさえるには「いかに花粉を避けるか」がポイントです。
新型コロナウイルスの感染予防として、マスクを使用している方が大勢いらっしゃるかと思いますが、マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、メガネも、花粉を防ぐには効果的です。洋服は、なるべくツルツルした素材のものを選びましょう。
さらに、外から帰ったら、 手洗いや洗顔をすることはもちろん、花粉の多い時間帯の外出を避けることも対策の一つです。一日の中でも、花粉が多く飛散する時間帯は「昼前後」と「夕方」です。また、こまめに掃除をして、室内に入ってしまった花粉を、取り除いてください。

ピークは いつまで?

3月も半ばを迎え、九州では、すでに、スギ花粉からヒノキ花粉へとピークが移ってきています。また、東京都内でも、スギ花粉に加えて、ヒノキ花粉が飛び始めています。
花粉のピーク予測をみてみますと、福岡では4月上旬までヒノキのピークが続くでしょう。高松や広島、大阪では、3月下旬から4月上旬は、ヒノキのピークとなりそうです。
一方、金沢や仙台は、これから3月下旬にかけてが、スギのピークでしょう。名古屋や東京は、スギのピークはそろそろ終わり、4月になると、ヒノキのピークを迎える予想です。
スギ花粉で症状がでる方だけでなく、ヒノキ花粉で症状がでる方も、対策をしっかりして、お過ごしください。

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