「未来に希望を持ち続ける」ための方法・ベスト1

2024年3月18日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

「未来に希望を持ち続ける」ための方法・ベスト1

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「未来に希望を持ち続ける」ための方法を教えましょう。そう語るのは、これまでネット上で若者を中心に1万人以上の悩みを解決してきた精神科医・いっちー氏だ。「モヤモヤがなくなった」「イライラの対処法がわかった」など、感情のコントロール方法をまとめた『頭んなか「メンヘラなとき」があります。』では、どうすればめんどくさい自分を変えられるかを詳しく説明している。この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、考え方次第でラクになれる方法を解説する。(構成/種岡 健)

Photo: Adobe Stock

「希望」はありますか?

「自分が生きていく未来に希望が持てません」

 そんな悩みを多くの人が抱えています。

 あなたは、これからの未来を生きていく上で楽しみにしていること、希望を感じることはありますか?

 ちなみに私は、未来に対して楽しみにしていることがたくさんあります

 まだ訪れていない場所、食べたことのないものもたくさんあります。いつかそんな新しい体験ができることを心待ちにしています

 大好きな小説家の新作が発売されるのも、一日千秋の思いで待ち続けています。

 自分が知らなかった新しいアートや音楽に出会えること、新しい出会いにワクワクしています。

「何が好きか」を振り返ろう

 また、論文を読んだりデータを見ることから新しい未来を予想することも楽しみです。

 少子高齢化や生産人口の減少など、メディアではネガティブな情報がクローズアップされがちですが、それ以上にテクノロジーの進歩やAIの進歩などを予測させる研究もあり、まるでSFのような素晴らしい未来を想像してしまいます。

 このように未来に対して希望を感じられるのも、「自分は何が好きか?」をときどき振り返るようにしているからです。

 現代の日本は、情報社会によって「情報をただ受け入れるだけ」ではネガティブなものに偏りがちになってしまいます。

 それだと情報が偏食ぎみになり、メンタルの状態も悪くなってしまう傾向があります。

 自分にとってポジティブに感じられるような情報も手に入れられるよう、本やマンガ、ニュースや論文などさまざまな情報を得るためのチャネルを開いておくといいでしょう。

(本稿は、頭んなか「メンヘラなとき」があります。の著者・精神科医いっちー氏が特別に書き下ろしたものです。)

精神科医いっちー本名:一林大基(いちばやし・たいき)世界初のバーチャル精神科医として活動する精神科医1987年生まれ。昭和大学附属烏山病院精神科救急病棟にて勤務、論文を多数執筆する。SNSで情報発信をおこないながら「質問箱」にて1万件を超える質問に答え、総フォロワー数は6万人を超える。「少し病んでいるけれど誰にも相談できない」という悩みをメインに、特にSNSをよく利用する多感な時期の10〜20代の若者への情報発信と支援をおこなうことで、多くの反響を得ている。「AERA」への取材に協力やNHKの番組出演などもある。

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