九州 福岡で桜満開 花冷え あす23日朝は遅霜に注意

2021年3月22日(月)13時11分 tenki.jp

きょう22日、福岡市では全国トップをきって桜が満開になりましたが、風が冷たく「花冷え」となっています。あす23日朝は放射冷却現象が強まるため、山沿いや内陸部を中心に遅霜のおそれがあります。農作物の管理にご注意下さい。

福岡市で桜満開

福岡管区気象台の標本木のソメイヨシノは、今月12日に平年より11日早く開花し、きょう22日午前、全国トップをきって満開になりました。満開は平年より10日早く、昨年より11日早く、2013年と並び観測史上最も早い記録です。
週末の雨で九州の桜はさらに開花が進み、満開の所がでてきましたが、きょう一時的に冬型の気圧配置で北風が冷たく「花冷え」となっています。最高気温は九州北部で13度前後、九州南部は16度前後と平年より低くなります。特に沿岸部は風がやや強く、体感的には気温以上に寒く感じられるでしょう。おでかけの際は風を通しにくい暖かい上着があった方がよいでしょう。

あす23日朝は遅霜のおそれ

あす23日朝は寒気が流れ込んでいるところで晴れるため、放射冷却現象が強まる見込みです。各地で寒い朝となり、山沿いや内陸部では最低気温が3度以下となり遅霜のおそれがあります。農作物の管理に十分ご注意下さい。
あす23日日中は次第に寒さが和らぐでしょう。週の後半はさらに気温が上昇し暖かさが戻る見込みで、九州の桜は満開になる所が増えてきそうです。

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