北海道の1か月予報 ぽかぽか陽気が多く、桜も順調に成長しそう

2022年4月7日(木)15時42分 tenki.jp

向こう1か月は、「春に3日の晴れなし」というように、この時期らしい変わりやすい天気となるでしょう。暖かい空気に覆われやすいため気温は平年より高めで、ぽかぽか陽気を感じられる日も多くなりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(4月9日〜15日) 今年初の20度超えも!?

今日(7日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(8日)以降は晴れ間の出る日が多くなり、一時的に雨の降る日があっても量が多くなることはないでしょう。
気温は明日まで平年並みですが、週末以降は平年より高めの日が多くなる見込みです。特に週末から週明けにかけてはぐっと気温が上がり、内陸では最高気温が20度を超える所も出てくる可能性があります。道内では今年初の20度以上の気温も、そろそろ観測されそうです。
なお、その年初めての20度以上を観測するのは、例年では4月19日頃で、週明けまでのうちに観測されると例年より早めに20度を超えることになります。
一気にぽかぽか陽気に変わっていくため、気温の変化によって体調を崩さないよう注意してください。

2週目(4月16日〜22日) タイヤ交換はこの頃までに

高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期でコロコロと変わるでしょう。気温は平年より高めで、暖かさを感じられる日が多くなりそうです。
道内では長かった冬が終わり、すでにタイヤ交換が終わったという方もいらっしゃると思います。まだ峠付近を運転したり、朝晩に運転することがある方はもう少し様子を見てからでも良さそうですが、日中の短い時間帯や、市内のみを運転するという方は、この頃までにタイヤ交換を済ませておくと良いかもしれません。

3〜4週目(4月23日〜5月6日) 春の3Kに注意! 花粉は例年より多め?

引き続き、高気圧と低気圧が交互に通り、春らしい天気傾向となりそうです。気温は平年より高く、大型連休中も汗ばむ陽気となるかもしれません。また、この頃には道内でも桜の開花、満開を迎える所も多くなっていきそうです。
この時期に特に気を付けるものとしてよく挙げられる「春の3K」。これは「花粉」「強風」「乾燥」の3つのことをいいます。
北海道では本格的なシラカバ花粉の季節はまだ先ですが、道立衛生研究所によれば、すでにスギやハンノキ花粉が飛散し始めている地域が多くなっているようです。また、今年のシラカバ花粉は例年よりかなり多い予想で、昨年と比べてもかなり多い予想になっています。気になる方は早め早めの対策を心がけてください。ちなみに、「黄砂」「寒暖差」を足して「春の5K」と表すこともあります。
長かった冬が終わり、日ごとに日差しの出る時間が長くなってぽかぽか陽気を感じられてなんだか嬉しい気持ちになる季節ですが、この時期にこそ注意すべきことも多くあります。季節の変わり目に体調を崩さないよう注意し、本格的な桜のシーズンを待ちましょう。

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