北海道 上空には寒気が居座る
2020年4月10日(金)6時47分 tenki.jp
今週は気温が低く、全般にぐずついた天気が続いた北海道。この傾向は土日も続くのか、解説します。
10日金曜日
低気圧を含む気圧の谷の中に入った状態が続き、上空には寒気が残ります。そのため、
大気の状態はやや不安定となり、道南では雨や湿った雪が、道東では雪の降りやすい天気が続きます。そのほかの地域でもぐずついた天気となり、一時的に湿った雪や雨の降る時間がある見込みです。全般に降る量は多くなりませんが、山間部などで局地的に降り方の強まる恐れがあります。天気の急変等には注意してください。外出の際は雨具があると安心です。
明日11日土曜日
引き続き気圧の谷の中に入った状態が続きます。割合晴れ間の出るところが多くなりますが、山間部などを中心に一時的に湿った雪や雨の降る所がある見込みです。また、上空には引き続き寒気が残り、晴れ間の出る所でも気温は上がりにくくなります。オホーツク海側では平年より8度ほど低い3月上旬並みの所もある見込みです。
明後日12日日曜日
気圧の谷は次第に北海道付近から離れる見込みです。多少雲がかかる程度で、晴れる所が多くなるでしょう。しかし上空には寒気が居座り、日中の最高気温は平年より3度前後低い状態は続きそうです。来週月曜日以降も、気温は平年並みかやや低い状態が続くでしょう。
まとめ
本日10日はぐずついた天気で、11日は割合晴れるが山間部などでは天気の崩れがあり、12日は広く日差しに恵まれる。最低気温はほぼ平年並みだが、最高気温は平年より低い状態が続く。