13日 九州から東北で大雨 猛烈な雨、竜巻のおそれ

2020年4月13日(月)7時4分 tenki.jp

きょう(13日)は大荒れの天気に。非常に強い風が吹き、局地的には猛烈な雨が降るでしょう。大荒れの天気の原因は、発達しながら本州の南岸を進む低気圧。雷雲の下では竜巻が発生するおそれも。

九州から東北で大荒れ 気温上がらず

きょう(13日)は九州から東北の広い範囲で雨や風が強まり、荒れた天気に。日中の気温はあまり上がらず、冬のような寒さになりそうです。
発達しながら西日本の南岸を進んだ低気圧は、きょう13日午前3時には紀伊半島付近へ。三重県では記録的短時間大雨情報が発表され、1時間に約120ミリの猛烈な雨になった所も。低気圧の東進に伴って、発達した雨雲は関東や東北にも広がるでしょう。局地的に雷を伴った激しい雨や猛烈な雨が降りそうです。
また上空には寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。発達した雷雲の下では、竜巻などの激しい突風の吹くおそれもあります。家の中にいても恐怖を感じるかもしれません。低気圧が通過した後は、北よりの風に変わります。風向きの変化にも注意して下さい。

風の予想

あすにかけての風と波の予想です。
九州から近畿は、今夜(13日)にかけて、
東海、関東、北陸や東北はあす(14日)にかけて非常に強い風が吹いて、大しけとなる所があるでしょう。暴風や高波に警戒して下さい。
【風の予想】最大風速(最大瞬間風速) 14日にかけて
九州、中国、四国、東海 25メートル(35メートル)
北陸、東北 23メートル(35メートル)
奄美、近畿、関東甲信、伊豆諸島 20メートル(30メートル)
看板が落ちてきたり、外に出るのが危険なくらいの風です。不要な外出は避けるようにして下さい。
【波の予想】14日にかけて
伊豆諸島、小笠原諸島 7メートル
奄美、九州北部、中国、東海、関東甲信、東北 6メートル
九州南部、四国、近畿、北陸 5メートル

雨の予想

けさ13日午前6時20分までの24時間降水量は、
三重県尾鷲市では305ミリ、岡山県真庭市蒜山では116ミリ、愛媛県今治市玉川では111.5ミリなど、4月としては統計開始以来、1位を更新する大雨になっています。
【雨の予想(多い所)】14日午前6時まで
中国、東北 120ミリ
近畿、東海、関東甲信 100ミリ
土砂災害に厳重に警戒して下さい。また局地的に激しい雨や猛烈な雨が降るため、あっという間に道路が冠水するおそれもあります。低い土地の浸水や、河川の増水・氾濫に注意、警戒して下さい。

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