西日本や東日本で本降りの雨 明日16日(日)も雷雨に注意

2023年4月15日(土)8時0分 ウェザーニュース

2023/04/15 07:59 ウェザーニュース

低気圧と前線の通過により、今日15日(土)は西日本や東日本で朝から本降りの雨となっています。活発な雨雲は海上が主体ですが、九州南部では雷雨となっているところがあります。
明日16日(日)も大気の状態が不安定で、雷雨に注意が必要となります。

九州で激しい雷雨 鹿児島で1時間40.5mmを観測

本州の太平洋側を低気圧が進み、西日本や東日本では本降りの雨となっています。低気圧や前線に向かって南西から暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなります。
低気圧に近い太平洋沿岸部には一時的に活発な雨雲がかかっており、鹿児島県肝付前田では5時20分までの1時間に40.5mmの激しい雨を観測しました。
引き続き、太平洋側を中心に雷を伴った強い雨に注意が必要です。

関東など断続的に雨で気温が上がらず

西日本は朝が雨のピークです。午後は一旦、雨が小康状態になりますが、再び降り出す所があるため、油断禁物です。
東日本は一時的に雨の止む時間はありますが、一日傘が手放せません。昼間も気温が上がらず、昨日14日(金)よりも大幅に低くなるため、上着をご用意ください。
北日本も次第に雨の範囲が広がり、北海道も夜には雨が降り出す予想です。

明日16日(日)は寒気南下で大気の状態が不安定

明日16日(日)は低気圧が北海道付近に進みます。道北やオホーツク海側は冷たい空気が流れ込むため雪に変わる所があり、標高の高い山沿いは積雪に注意が必要です。
低気圧や前線が離れる西日本、東日本も天気が回復とはいきません。強い寒気が南下する影響で大気の状態が不安定になります。
局地的に雨雲が発達して、短時間の強い雨や落雷、雹(ひょう)、突風などのおそれがあります。一旦、晴れ間が戻っても油断は禁物です。

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