【インフレ時代でも変わらない本質】「家を買うべき人」と「家を買うべきではない人」の決定的な差とは

2024年5月26日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【インフレ時代でも変わらない本質】「家を買うべき人」と「家を買うべきではない人」の決定的な差とは

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近年、日本には不動産バブルが到来している。加えてマイナス金利の解除も決定し、「家を買おうと思っていたけど、今はタイミングじゃないのでは?」と不安に感じている人も多いのではないだろうか。そんな住宅購入を不安に感じる人のために『住宅購入の思考法』が発刊された。本記事では、著者の江口亮介氏による住宅購入に関するオリジナルコンテンツを配信する。

Photo: Adobe Stock

「家を買うべき人」と「家を買うべきではない人」の決定的な差とは 

 家を買うときに一番大事なことは「家を買う理由」を明確にすることです。「え? そんなこと?」と思うかもしれませんが、意外としっかり考えられている人は多くありません。

 たとえば、家がほしい理由として「子供がいるから」というものがありますが、賃貸でも子育てはできるのではないでしょうか。

「広いウォークインクローゼットがほしいから」「セキュリティの高いところに住みたいから」これらも賃貸で十分に実現できることです。

 私は、家を買うのではあれば、買うことでしか得られない価値を手に入れてほしいと思っています。そうでないと結局はよくない物件を選ぶことになってしまい後悔する確率が上がるからです。

 人によって、その正解は異なりますが、「だから持ち家じゃなきゃダメなんだ!」と断言できる理由を皆さんのなかから必ず見つけ出してください。先ほどの「子供がいるから」という理由もダメではないですが、もっと解像度を上げなければいけません。

 たとえば、「将来的に子供に資産を残せる家がほしい」まで言えれば、「将来値下がりしづらい物件を探しましょう」となりますし、「自分たちの好きなようにできる伸び伸びとした空間で暮らしたい」ということであれば「エリアを広げてオーダーメイドの戸建てもいいですね」となります。

 要するに大事なのは、家がほしい理由の解像度を上げることなのです。


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