岩手県に土砂災害警戒情報 東北内陸部で雨雲発達中

2021年6月16日(水)12時0分 ウェザーニュース

2021/06/16 11:59 ウェザーニュース

今日16日(水)も上空の寒気の影響で、東北地方は大気の状態が不安定になっています。内陸部を中心の午前中から雨雲が発達しており、午後にかけて激しい雨や雷雨に警戒が必要です。

午後はさらに雨雲が発達するおそれ

東北地方の上空5500m付近には−12℃以下の強い寒気が居座っていて、大気の状態が非常に不安定です。午前中から内陸部では雨雲の発生している所が多く、小さいながらも活発な雨雲も現れています。
特に岩手県南部から宮城県北部の内陸には活発な雨雲が点在し、局地的に雨が強まっている状況です。土砂災害の危険度が高まったとして、岩手県奥州市には12時前に土砂災害警戒情報が発表されました。

夕方にかけて東北の内陸部では雨雲の発達しやすい状況が継続し、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。雨による土砂災害や落雷、雹、突風などに警戒が必要です。

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