きょう17日 全国的に晴れて気温上昇 猛暑日に迫る暑さの所も 熱中症に警戒

2023年6月17日(土)5時31分 tenki.jp

きょう17日は、九州から北海道の広い範囲で晴れて、暑くなるでしょう。最高気温は多くの所で30℃を超えて、35℃以上の猛暑日に迫る所もある予想です。行楽日和となりますが、熱中症には警戒してください。

猛暑日に迫る暑さ

きょう17日(土)は、梅雨前線が本州の南に延びる見込みです。そのため九州北部から北海道の広い範囲で晴れるでしょう。大気の状態も安定してきているため、きのう16日(金)のような急な雨の心配もなく、空模様を気にせずに過ごせそうです。ただ、北海道の日本海側と東北北部の一部はにわか雨の可能性があります。
また、前線に近い沖縄と九州南部は、雨が降るでしょう。雷を伴い、局地的に激しく降ることもありそうです。大雨にご注意ください。
また、日中は気温がグングン上昇して、危険な暑さになるでしょう。九州から東北南部の多くの地点で最高気温が30℃以上となる予想です。内陸などでは35℃以上の猛暑日に迫る暑さとなるでしょう。予想最高気温は東京32℃、名古屋33℃、仙台31℃、大阪、福岡30℃となっています。また、青森29℃、長野30℃と前日より9℃高い予想です。きのうとの気温の変化にもご注意ください。
晴れてお出かけ日和となりますが、熱中症に警戒が必要です。直射日光をできるだけ避けて、こまめな水分補給や休憩を取るようにしましょう。室内では冷房を適切に使用するなど熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

あると便利 熱中症対策グッズ

レジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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