きょう22日 中国地方や四国～関東は断続的に雨 強雨も 奄美は土砂災害に厳重警戒
2023年6月22日（木）5時36分 tenki.jp
きょう22日は、梅雨前線上の低気圧が西日本から東日本の太平洋側沿岸を東北東へ進むでしょう。中国地方や四国から関東は断続的に雨で、雨脚の強まる所もありそうです。東北も所々で雨が降るでしょう。記録的な大雨となっている奄美は引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
前線上の低気圧が東北東進
きょう22日、梅雨前線が南西諸島から日本の南に延びており、前線上の低気圧が西日本の南岸沿いを東北東へ進んでいます。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。
午前5時現在、奄美や本州には所々に雨雲がかかり、四国や近畿には活発な雨雲がかかっている所もあります。
本州付近は断続的に雨
きょう22日は、沖縄本島地方や奄美は断続的に雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。奄美は、これまでの記録的な大雨で地盤の緩んでいる所があります。きょう22日の昼前まで土砂災害に厳重に警戒してください。危険な斜面には近づかないようにしてください。
九州は朝まで雨の降る所がありますが、日中は天気が回復し、おおむね晴れるでしょう。
四国は昼頃まで、中国地方は夜のはじめ頃にかけて所々で雨や雷雨になりそうです。近畿や東海、関東は雨が降ったりやんだりで、ザッと雨脚の強まる所があるでしょう。紀伊半島では激しく降ることもありそうです。東北も南部を中心に所々で雨が降るでしょう。
一方、北海道は晴れ間が広がる見込みです。
激しい雨とは
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
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