きょう3日 九州は大雨続く 土砂災害に厳重警戒 午後は関東を中心に天気急変に注意

2023年7月3日(月)5時29分 tenki.jp

きょう3日も九州では、局地的に滝のような雨が降りそう。大雨による土砂災害に厳重な警戒を。中国、四国から北海道は天気急変に注意。

九州 続く大雨 土砂災害の危険度高まる

きょう3日は、九州北部付近に停滞している梅雨前線が、ゆっくりと南下する予想です。九州では発達した雨雲が次々と流れ込み、局地的に滝のような「非常に激しい雨」が降るでしょう。
午前5時現在、土砂災害警戒情報が福岡県と大分県、熊本県に発表されている地域があり、土砂災害の危険度が高まっています。警戒レベル4相当の情報で、崖の近くに家や職場がある方は早めの避難を心がけてください。
九州北部では午後になると、雨がやんだり、降り方が弱まったりする所もありますが、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ヒョウにも注意が必要です。
予想される24時間降水量(多い所)は、あす4日午前6時までに九州北部地方で250ミリ、九州南部で200ミリ。その後、あさって5日午前6時にかけては九州北部地方で50〜100ミリ、九州南部で100〜150ミリとなっています。

関東など 急な激しい雨に注意

沖縄や中国、四国から北海道にかけては、広く晴れ間が出るでしょう。ただ、大気の状態が不安定となるため、あちらこちらで雨雲が湧きそうです。局地的にはバケツをひっくり返したような「激しい雨」が降るでしょう。
特に関東では発雷確率(雷が鳴る確率)が高くなっていて、平野部でも天気が急変するおそれがあります。黒い雲が近づく、雷の音が聞こえる、急に冷たい風が吹くなどしたら、安全な建物の中に入るようにしてください。

非常に激しい雨・激しい雨って どんな雨?

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
最新の気象情報を確認して、安全を第一に行動してください。

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