きょう5日 関東や北陸から北海道も激しい雨の恐れ 竜巻などの激しい突風にも注意

2022年7月5日(火)7時5分 tenki.jp

きょう5日(火)、九州から東海は、台風4号の影響で大雨の恐れ。土砂災害に厳重な警戒を。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒・注意が必要。関東甲信や北陸から北海道でも、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所も。落雷や竜巻などの突風にも注意。

九州から東海は大雨による土砂災害に厳重警戒

きょう5日(火)午前6時前、台風4号は長崎県佐世保市付近に上陸しました。この後、西日本を進む見込みで、これからあす6日(水)にかけて、九州から東海では、断続的に激しい雨が降るでしょう。
6日(水)午前6時までに予想される24時間雨量は、多い所で
四国地方、近畿地方:250ミリ
東海地方:200ミリ
九州北部地方:150ミリ
九州南部:120ミリ
の見込みです。
九州や四国では、すでに大雨となっている所があるため、土砂災害に厳重な警戒が必要です。また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

関東甲信から北海道でも大雨の恐れ

きょう5日(火)、関東甲信から北海道では、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。上空6000メートル付近には氷点下6度以下の寒気が流れ込むため、あす6日(水)にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、関東甲信から北海道では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。東北地方を中心に、落雷や竜巻などの激しい突風、雹(ひょう)に注意してください。
6日(水)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
関東甲信地方:120ミリ
北海道地方、東北地方:80ミリ
北陸地方:70ミリ
の見込みです。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。

上流の局地的な大雨を知るには

局地的な大雨によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流で局地的な大雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。
上流の局地的な大雨を知るポイントは3つ。
1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

街中で局地的な大雨が発生 避難のポイントは

局地的な大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、主に次の3つのことに注意してください。
① 雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
② 浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③ アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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