2週間天気 土曜~月曜は梅雨前線活発化 また大雨の恐れ 大雨災害に警戒 厳暑続く

2023年7月5日(水)11時46分 tenki.jp

8日(土)から10日(月)頃は梅雨前線の活動が活発になり、九州から東北にかけて広く雨が降るでしょう。九州から近畿を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。大雨災害に警戒。不快な蒸し暑さと寝苦しい夜も続くでしょう。

土曜〜月曜日頃はまた大雨の恐れ

6日(木)は梅雨前線は九州の南に下がる予想です。明け方までは所々で雨や雷雨となりますが、日中は雨は小康状態になり、晴れ間の広がる所が多くなるでしょう。
7日(金)は梅雨前線が再び北上し、九州から東海で次第に雨が降る予想です。
8日(土)から10日(月)頃にかけては梅雨前線が本州付近に停滞し、前線の活動が活発化するでしょう。九州から東北で雨が降る予想です。特に九州から近畿を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。九州では平年の7月ひと月分の雨量に匹敵するような雨量が予想されている所もあります。九州では、これまでの大雨により広い範囲で地盤が緩んでいます。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

一時的に日差しもまた曇りや雨

11日(火)から13日(木)頃にかけては太平洋高気圧が次第に西日本や東日本付近に張り出し、晴れ間が広がる所が多くなりそうです。ただ、14日(金)以降は広く梅雨空になるでしょう。雲が広がりやすく、16日(日)から18日(火)は本州付近で雨が降りそうです。まだ梅雨明けは先となる所が多いでしょう。梅雨末期の大雨に注意が必要です。
この先2週間も最高気温は平年並みか高いでしょう。広く30℃以上で、東京都心や名古屋市など35℃以上の猛暑日になる日もありそうです。湿度も高く、危険な暑さとなるでしょう。熱中症対策を万全になさってください。夜間も気温の下がり方は鈍く、都市部を中心に熱帯夜(夜間の気温25℃以上)になりそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。

大雨の備え

再び大雨となる恐れがあります。大雨災害による被害を少しでも小さくするために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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