活発な雨雲は近畿、東海に 北日本は連日のゲリラ雷雨

2022年7月5日(火)14時30分 ウェザーニュース

2022/07/05 14:36 ウェザーニュース

南から流れ込む湿った空気の影響で、近畿から東海にかけての太平洋側に活発な雨雲が移動しています。北日本は午後になって雨雲が急発達し、連日のゲリラ雷雨です。

夕方以降は東海や関東で非常に激しい雨のおそれ

湿った空気に伴う活発な雨雲は午前中に比べると東に移動し、紀伊半島から東海地方に広がっています。
局地的に雨が強まっていて、14時00分までの1時間には和歌山県串本町・潮岬で23.0mmの強い雨、静岡県静岡市・井川で17.5mmのやや強い雨を観測しました。関東でも西側の地域から本降りの雨になっています。
東海では今後さらに雨が強まり、夕方から夜にかけてが雨のピークになる見込みです。深夜以降は関東にも活発な雨雲が流れ込んで、1時間に60mmを上回るような非常に激しい雨の降るおそれがあります。大規模な道路冠水や河川の急な増水、土砂災害などのおそれがありますので警戒が必要です。

激しい雨や落雷、雹(ひょう)などに警戒

青森県弘前市の様子

暖かく湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になっている北日本は連日のゲリラ雷雨に見舞われています。
内陸部を中心に雨雲が急発達しており、北海道三笠市や岩見沢市、青森県黒石市、七戸町、平川市、弘前市、大鰐町付近では猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報が発表されました。また、各地に土砂災害警戒情報も出ています。
雨雲の発達しやすい状況は夕方にかけて続く見込みです。短時間の激しい雨に加えて、落雷や雹(ひょう)、突風などのおそれがあります。底が真っ黒い雲が近づいてきたり、雷鳴が頻繁に聞こえるようになってきたら、十分に警戒をしてください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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