近畿や沖縄など4県に熱中症警戒アラート(明日7日(金)対象)

2023年7月6日(木)17時20分 ウェザーニュース

2023/07/06 17:12 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日7月7日(金)を対象とした熱中症警戒アラートを近畿や沖縄など4県を対象に発表しました。沖縄県大東島地方に発表されるのは今年初めてです。
対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況
 三重県
 和歌山県
 鹿児島県(奄美地方)
 沖縄県 (沖縄本島地方・大東島地方)
 ※大東島地方は今年初
三重県や和歌山県、沖縄県は日差しが届いて気温が上がるうえに、湿度も高くなるため蒸し暑くなります。
鹿児島県奄美地方は、日差しは乏しいながらも湿度が高く、不快な蒸し暑さとなります。
熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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