九州 今夜は線状降水帯発生のおそれ 大雨災害に厳重警戒

2022年7月15日(金)15時46分 ウェザーニュース

2022/07/15 15:44 ウェザーニュース

九州は断続的に雨が強まっています。また、西の海上にはまとまった雨雲が見えていて、今夜は陸地にかかる見込みです。「線状降水帯」が発生するおそれもあるため、災害の発生に厳重に警戒してください。

西の海上にはまとまった雨雲

15日(金)15時現在の気象衛星画像(可視画像)

15時現在、東シナ海から東西にのびる発達した雨雲が長崎県から熊本県周辺に流れ込み、強い雨を降らせています。局地的には1時間に30mm以上の激しい雨が降っていて、前が見えなくなるほどです。
また、西の海上にはまとまった雨雲が見られます。この雨雲は18時頃から陸地にかかる可能性があり、九州は今夜が荒天のピークとなる見込みです。
気象庁は、今夜から明日16日(土)午前中に「九州で ”線状降水帯” が発生する」という予想を発表しています。ウェザーニュースでも、長崎県から熊本県、鹿児島県や宮崎県周辺で、線状降水帯が発生すると予想しています。
同じような場所で猛烈な雨が降り続くおそれがあり、災害発生の危険性が高まります。大規模な冠水や低地の浸水、河川の氾濫や土砂災害に厳重な警戒が必要です。夜、外が暗い時間に雨が強まると、外へ避難するのはかえって危険なこともあります。今夜は崖や斜面から最も離れた、2階以上の部屋で過ごすようにしてください。

参考資料など

・気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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