雨の範囲は縮小も局地的に雨雲が発達 強雨による道路冠水などに注意を
2024年7月16日(火)11時0分 ウェザーニュース

2024/07/16 10:44 ウェザーニュース
今日16日(火)は梅雨前線がゆっくりと北上しながら、活動を次第に弱めています。昨日までに比べると雨の範囲は縮小してきました。ただ、局地的には雨雲が発達しているため、引き続き強い雨には注意が必要です。
梅雨前線周辺に活発な雨雲
梅雨前線は昨日に比べると少し北上し、日本海から北陸を通って関東付近に伸びています。前線が離れた九州南部は日差しの届いている所が多く、九州北部でも雨の所は少なくなりました。
現在、雨雲が発達しているのが中国から四国にかけてと、東日本から東北南部です。10時30分までの1時間の雨量は山口県山口市で11.5mm、静岡県東伊豆町・稲取で11.0mmのやや強い雨を観測しています。
活発な雨雲は午後にかけて前線の動きに伴い北東方向に移動する見込みです。同じような所で強い雨が続く可能性は低いものの、1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがありますので、道路冠水や中小河川の増水などに注意が必要です。
また、これまでの大雨によって地盤の緩んでいる所がありますので、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)