梅雨末期のよう 海の日は西日本で激しい雨に注意 連休明けは広く雨 再び大雨の恐れ
2022年7月17日(日)16時10分 tenki.jp
18日(月)海の日は前線を伴った低気圧が近づき、西から雨が降りだすでしょう。19日(火)は東北まで雨の範囲が広がる見込みです。西日本や北陸を中心に大雨となる所があるでしょう。その後も前線や低気圧の影響で、梅雨のような天気に。大雨となる恐れがあります。
激しい雨の恐れ
18日(月)海の日は前線を伴った低気圧が黄海から朝鮮半島付近に進むでしょう。前線を伴った低気圧は19日(火)には日本海を東よりへ進む予想です。
18日(月)は、九州は断続的に、中国、四国も昼頃から雨が降るでしょう。雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。近畿、東海も夜は次第に雨が降るでしょう。19日(火)は雨の範囲が東や北へ広がり、九州から東北にかけて広く雨が降りそうです。西日本や北陸を中心に大雨となる恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。関東は北部を中心に雨が降り、南部でも所々で雨が降るでしょう。
梅雨のような天気が続く
梅雨のような天気はしばらく続きます。
20日(水)から22日(金)頃にかけては前線が本州の南岸沿いに延び、前線上を低気圧が東へ進むでしょう。前線や低気圧に向かって、雨雲の元となる暖かく湿った空気が流れ込む予想です。
21日(木)頃は西日本を中心に発達した雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。22日(金)頃は東日本で雨脚が強まり、雨量が多くなる可能性があります。最新の気象情報にご注意ください。
街中で大雨が発生 避難のポイントは
大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①避難をする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。