台風6号(インファ) 発達しながら進路を変え、週前半に沖縄接近へ
2021年7月18日(日)16時10分 ウェザーニュース
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2021/07/18 16:08 ウェザーニュース
18日(日)15時現在、台風6号(インファ)は南大東島の南南東をゆっくりと北北西に進んでいます。
今後、20日(火)までには強い勢力に発達し、暴風域を伴って沖縄や奄美に近づくおそれがあるため、台風対策を行ってください。
▼台風6号 7月18日(日)15時
存在地域 南大東島の南南東約330km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 ゆっくり
中心気圧 996 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
強い勢力で沖縄接近の可能性 警戒を
この後は北西に進み、さらに発達しながら西寄りに進路を変えて、20日(火)から21日(水)にかけて強い勢力を保ちながら沖縄本島に接近、通過する予想です。
大東諸島では明日19日(月)に雨風が強まり、荒れた天気になります。
沖縄本島でも台風が最接近する20日(火)から21日(水)にかけて暴風雨のおそれがあり、沿岸では高波にも警戒が必要です。早めに側溝の掃除や飛ばされやすいものの片付けなど対策をしておくようにしてください。
台風6号の接近通過に伴い、交通機関にも大きな影響が出る恐れがあります。台風の進路にはまだ不確実性があるので、最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
今月1つめの台風
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平年の台風発生数
台風が発生するのは先月下旬に発生した台風5号以来で、今年7月の1つめの台風発生です。
7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年台風の発生が一気に増えてくる頃です。夏の台風はジェット気流の影響を受けづらく迷走することが多いため、進路の情報にはいっそうの注意が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風6号の名前「インファ(In-fa)」はマカオが提案した名称で、花火のことを意味する語からとられています。