21日 猛暑続く 熱中症に厳重警戒 強い台風6号 沖縄に接近中

2021年7月21日(水)7時35分 tenki.jp

きょう21日(水)も最高気温35度以上の猛暑日地点が続出。万全な熱中症対策を。沖縄は強い台風6号が接近して、大荒れの天気。猛烈な風も。

一日を通して熱中症警戒

きょう21日(水)も九州から北海道は晴れて、強烈な日差しが照りつけそうです。最高気温はきのう20日(火)と同じくらいの所が多く、福岡は36度、大阪は35度と猛暑日予想。内陸を中心に連日の猛暑日となるでしょう。広島、名古屋、東京都心は34度まで上がるなど、全国のアメダス地点の約8割近くで最高気温30度以上の真夏日が予想されています。
日本海側の地域を中心に熱中症警戒アラートが発表されていて、熱中症情報では「危険」「厳重警戒」となっている所がほとんどです。日中の暑い時間帯の外出はなるべく避けるようにしましょう。
日中だけでなく、朝から晩まで気温が高いことも特徴です。東京都心のけさ午前6時の気温は25.7度、午前10時頃には気温が30度を超えてくるでしょう。午後9時頃でも気温は27度くらい。時間を問わず、こまめな水分補給を心がけ、冷房を使用して室内の温度を上げないなど、対策が必要です。

沖縄 台風接近で大荒れ

沖縄や奄美は台風の影響で、大荒れの天気になるでしょう。
強い台風6号はきょう21日(水)午前6時現在、那覇市の南約240キロにあって、ゆっくりとした速さで西南西へ進んでいます。このあとも発達しながら西よりに進み、24日(土)にかけて強い勢力を維持したまま沖縄本島地方や先島諸島に接近するでしょう。動きが遅いため、影響が長引きそうです。
きょう21日(水)は、沖縄では非常に強い風が吹くでしょう。何かにつかまらないと立っていられないくらいの風です。特に先島諸島では猛烈な風が吹いて、一部の住家が損壊するおそれがあります。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動して、屋内では窓から離れるなど身の安全を確保して下さい。
また発達した雨雲がかかるため、局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨や、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。海は大しけとなりそうです。台風の接近と大潮の時期が重なり潮位が高くなるため、海岸や河口付近などでは浸水や冠水のおそれもあります。

風・波・雨の予想

【風の予想】あす22日(木)にかけて
最大風速(最大瞬間風速)
沖縄 40メートル(60メートル)
奄美 20メートル(30メートル)
【波の高さ】あす22日(木)にかけて
沖縄 10メートル
奄美 7メートル
【予想降水量(多い所)】あす22日(木)午前6時まで
沖縄 150ミリ
奄美 100ミリ
暴風やうねりを伴った高波に警戒するとともに、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒して下さい。

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