午前中から気温はぐんぐん上昇 東北も体温並みの暑さ 来週にかけて危険な暑さ続く

2023年7月26日(水)11時44分 tenki.jp

朝から強い日差しとともに気温がぐんぐんと上昇し、26日(水)も最高気温は東北南部を中心に35℃以上の猛暑日となる所があるでしょう。この危険な暑さは来週にかけても続く予想です。熱中症など体調管理には十分お気を付け下さい。

午前中に35℃を超える 福島は3日連続の猛暑日

25日(火)夜から26日(水)朝にかけては気温があまり下がらず、青森や秋田など東北北部でも今年初の熱帯夜(夜間の最低気温が25度以上のこと)となった地点がありました。また、午前8時前には仙台や福島などで30℃に達するなど、通勤・通学の時間帯からうだるような暑さとなりました。その後も気温はぐんぐんと上昇し、午前11時までの最高気温は、福島県伊達市梁川で35.8℃、福島で35.5℃などと早くも35℃を超えた地点があります。なお、福島では3日連続の猛暑日となりました。
このあとも東北南部を中心に35℃以上の猛暑日となる所が増える予想です。こまめな水分補給や汗を大量にかいたら塩分も補給するなど、熱中症対策は万全になさって下さい。

来週にかけても危険な暑さが続く

この先も夏の太平洋高気圧の勢力が強いため、日差しの届く日が多くなるでしょう。最高気温は目先、1週間程度は東北南部を中心に35℃以上の猛暑日となる日が多い予想です。また、東北北部でも連日30℃以上の真夏日となり、厳しい暑さが続くでしょう。暑さに加えて、日中は強い日差しも照り付けますので、帽子や日傘の使用、日焼け止めクリームを塗るなど紫外線対策もしっかりと行って下さい。
8月に入っても気温は平年並みか高い予想です。湿った空気が流れ込みやすく、湿度が高いため、熱中症のリスクはしばらく高い状態が続きそうです。

真夏の熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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