午前中から気温上昇 埼玉県や京都府で35℃以上も 熱中症警戒 適切に冷房を

2022年7月27日(水)11時30分 tenki.jp

きょう27日、午前中から気温がグングン上がり、埼玉県鳩山町や京都府京田辺市で35℃以上の猛暑日となっています。また、秋田市や東京都心、大阪市などで30℃以上となっています。熱中症リスクが高くなっています。暑さ対策を万全になさってください。

午前中から気温上昇

きょう27日も午前中から気温がグングン上がっています。
午前11時までの最高気温は埼玉県鳩山町で35.3℃、京都府京田辺市で35.0℃とすでに猛暑日となっています。秋田市で30.7℃、東京都心で32.4℃、大阪市で32.8℃、福岡市で32.3℃、那覇市で31.6℃などと、広く午前中から30℃を超えています。

熱中症リスク高く

最高気温は旭川市で30℃以上と北海道でも厳しい暑さの所があるでしょう。東北の内陸や関東から九州、沖縄は33℃前後の所が多く、うだるような暑さです。
熱中症情報を見ますと、北海道でも「警戒」、東北から九州、沖縄にかけて「危険」や「厳重警戒」の所が多くなっています。熱中症リスクが高くなっています。暑さ対策を万全になさってください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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