台風12号 29日は西日本豪雨地域で再び激しい雨警戒

2018年7月28日(土)19時10分 ウェザーニュース


2018/07/28 20:13 ウェザーニュース

台風12号は東海地方に上陸した後、29日(日)近畿から中国地方を通過する見込みです。
岡山県や広島県といった「平成30年7月豪雨」による被害が大きかったエリアと進路が重なります。

1時間に50〜80mmの激しい雨も

西日本を通過する頃には台風はやや勢力を弱めるものの、局地的に1時間に50〜80mmの激しい雨を降らせる恐れがあります。
総雨量は多い所で150mm前後に達しそうです。豪雨被害が出る前に比べ、斜面が不安定になったり、堤防の復旧などが途上というエリアもあり、少ない雨でも災害につながる恐れがあるため、早めの避難が必要です。

二次災害の前兆現象に警戒を

がけから割れ目、ひび割れが入るということはすでに土の層に隙間ができ、土砂崩れが起きる手前になります。また、山の木と木がこすれ合うことで異様な匂いが漂います。
一方で土石流が発生する前は川に流木が混ざったり、濁ることがサインになります。また川の水位が急に下がるということは、上流で川の水がせき止められていることになります。
夜になると周囲が暗く、大雨の中では水路と道路との区別がつかず、流される危険性があります。電話などで消防や自治体に助けを求めることも一つの方法です。
土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。


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