週間天気 この先も猛暑続く 沖縄は台風6号の影響長引くおそれ

2023年8月2日(水)5時50分 ウェザーニュース

2023/08/02 05:48 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・沖縄は台風6号による荒天警戒
・前線停滞で北海道など大雨のおそれも
・35℃前後の厳暑続く 熱中症に警戒

台風6号は沖縄を通過し西寄りに進みますが、その後の進路は不明確で、東シナ海で速度を落とすとみられます。西日本や東日本は猛暑が続きますが、西日本太平洋側を中心に曇りや雨の日が増える見込みです。

沖縄は台風6号による荒天警戒

台風6号 進路予想図

大型で非常に強い台風6号(カーヌン)は沖縄本島の南の海上を通過後、東シナ海を西寄りに進むとみられます。ただ、動きが遅く、沖縄本島や先島諸島では雨や風が強い状態が続くことが考えられます。
また、東シナ海で動きが遅くなった後は進路が不明確で、転向して北東に進み、九州方面へ向かう可能性もあります。その場合は九州でも台風による影響の出るおそれがあります。
また、台風6号からの湿った空気が流れ込む影響で、今週後半は西日本太平洋側を中心に雨が降りやすくなります。

前線停滞で北海道など大雨のおそれも

北日本は週末にかけて前線が停滞する可能性があり、北海道を中心に曇りや雨の日が多くなる見込みです。
強い雨や雷雨の可能性があり、大雨となるおそれもあるため、道路冠水や河川の増水に注意が必要となります。
なお、雲は多くても気温の高い日があるため、熱中症にも注意してください。

35℃前後の厳暑続く 熱中症に警戒

日差しの届くエリアではこの先も35℃前後の厳しい暑さとなる日が多くなります。
西日本や東日本では内陸部を中心に体温以上の高温となる日もある見込みです。また、台風6号からの暖かく湿った空気が流れ込む影響で湿度が高くなり、かなりの蒸し暑さとなります。
引き続き、日々こまめな水分補給を心がけるのはもちろんのこと、十分な睡眠や栄養補給も熱中症予防の基本です。寝不足や食欲不振は熱中症のリスクを引き上げますので体調管理に注意してください。

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