神奈川県や京都府など13府県に熱中症警戒アラート 明日8月7日(月)対象

2023年8月6日(日)17時30分 ウェザーニュース

2023/08/06 17:26 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日8月7日(月)を対象とした熱中症警戒アラートを神奈川県や千葉県、京都府など13府県に発表しました。
対象地域では特に熱中症のリスクが高くなるため、屋外での長時間の行動を避け、室内ではエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

蒸し暑さ続くため熱中症対策を

▼熱中症警戒アラートの発表状況(計13地域)
 山形県 
 神奈川県 千葉県 
 新潟県 石川県 福井県 
 長野県 静岡県 三重県
 京都府 滋賀県 
 長崎県 沖縄県八重山地方
明日は台風6号の接近に伴って湿った空気が流れ込みやすく、雲の広がるところが多くなる見込みです。その分だけ気温は上がりにくくなりますが、湿度が高く蒸し暑くなる予想です。
また、新潟県や石川県など北陸地方では、35℃を超える猛暑日を予想しており、日差しの届く時間が長くなるとさらに上昇する可能性もあります。万全な熱中症対策が必要です。
熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。
環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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