昨日、糸魚川で最低気温31.4℃ 日最低気温の全国最高記録を更新

2023年8月11日(金)9時30分 ウェザーニュース

2023/08/11 09:45 ウェザーニュース

北陸地方などで気温の高い状況が続いています。
新潟県の糸魚川では、昨日8月10日(木)の日最低気温が31.4℃となり、最低気温の高い順の歴代全国ランキングの記録を更新しました。
このほかにも、新潟県の高田や鳥取県の境など、昨日でこれまでの記録を更新した地点が多くなりました。

今朝は52時間ぶりに30℃を下回る

今日未明に熱帯低気圧に変わった台風6号の影響で、南から暖かく湿った空気が流れ混み続けたことや、山の風下側にあたる地形によってフェーン現象が発生していたため、本州の日本海側の地域では連日かなり気温が高くなっています。
新潟県のアメダス糸魚川では、昨日10日(木)の最低気温が深夜24時00分に観測された31.4℃でした。
その前日9日(水)の最低気温は0時10分に観測された29.9℃。昨日は終日30℃を超える気温が続き、今日11日(金)の4時すぎに29.9℃を観測して約52時間ぶりに30℃を下回りました。その後、今朝9時の時点では既に33.3℃まで気温が上がっています。今日の予想最高気温は35℃です。
この後1週間の気温は台風7号の動向によって変わる可能性がありますが、暑さが和らぐ兆しは乏しく、35℃前後の厳しい残暑の日が多くなる見込みです。こまめな水分補給等で昼間の熱中症予防を行うのはもちろんのこと、夜間でも気温が高い状況が続くため注意してください。寝不足や栄養不足は熱中症のリスクを高めます。

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