18日 西日本の太平洋側は昼頃まで大雨 午後は東海から東北も不安定

2023年8月18日(金)5時31分 tenki.jp

きょう18日も西日本では太平洋側を中心に発達した雨雲がかかりやすく、昼頃まで大雨となる所があるでしょう。土砂災害などにご注意ください。午後は東海や関東、東北で大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が急発達する見込みです。

今朝は九州や四国で滝のような雨

西日本の太平洋側では今朝も発達した雨雲がかかり、局地的に滝のような雨が降っています。
1時間雨量は高知県仁淀川町池川で73.0ミリ、鹿児島県鹿屋市輝北で54.5ミリ、鹿児島県曽於市で53.0ミリなど。
このあと九州南部や四国など西日本の太平洋側では昼頃まで大雨となる見込みです。特に高知県などはきのう17日から雨量が増えているため、土砂災害などに注意が必要です。災害は時間差で発生することもあるため、大雨のピークが過ぎる午後もしばらくは急な斜面などには近づかないようにしましょう。
※1時間雨量は午前4時までの最大値

午後は東海、関東、東北などで雨雲急発達

きょう18日の午後は東日本や北日本にも暖かく湿った空気が流れ込み、特に東海や関東、東北では大気の状態が不安定になる見込みです。
午後5時の発雷確率を見ても、東北南部や関東北部などで特に高くなっていますが、発雷確率があまり高くないエリアでも急に雨雲が発生することがあるので、注意が必要です。
東海では局地的に雷や突風を伴った非常に激しい雨が降り、東北でも激しい雨や雷雨となる所があるでしょう。都市部に発達した雨雲がかかると道路が冠水する恐れがあります。落雷や突風などにも十分ご注意ください。

天気急変のサイン

ゲリラ豪雨など天気が急変するときの、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、天気急変のサインの一つです。
②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、天気急変のサインの一つです。
③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、急な大雨や落雷、突風の可能性がありますので、ご注意ください。

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