あす23日 九州~東海は断続的に雨 激しい雨も 関東甲信や北陸はゲリラ雷雨に注意

2023年8月22日(火)17時59分 tenki.jp

あす23日は大気の状態が非常に不安定で、九州から東海は断続的に雨や雷雨になるでしょう。局地的に激しい雨が降りそうです。関東甲信や北陸も所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。

きょう22日 大気の状態が不安定 記録的短時間大雨情報も

きのう21日に本州の南を北上した熱帯低気圧が持ち運んだ熱帯由来の暖かく湿った空気や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が、きょう22日も西日本や東日本に流れ込み、大気の状態が不安定になりました。
九州から関東甲信を中心に所々で雨雲や雷雲が発達し、愛知県あま市付近では、猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。また、東京都心や名古屋市でもザッと雨脚が強まりました。
熱帯低気圧は不明瞭になりましたが、今夜にかけても引き続き暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続くでしょう。所々で雨や雷雨になりそうです。

あす23日も大気の状態が非常に不安定 激しい雨に注意

あす23日も南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。また、寒冷渦(上空に寒気を伴った気圧の谷)が西日本付近に進むため、大気の状態が非常に不安定となりそうです。
九州や中国、四国、近畿、東海は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。南東斜面だけでなく、南向き斜面でも雨量が多くなる恐れがあります。あす23日18時までの24時間雨量は多い所で、東海で150ミリ、四国や九州南部で120ミリの予想です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
関東甲信や北陸も所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。晴れ間がでても天気が急変する恐れがあります。落雷や突風、急な激しい雨に注意が必要です。

激しい雨とは?

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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