北海道の3か月予報 順調に季節が進みそう 冬は早い? 遅い?

2022年8月23日(火)16時24分 tenki.jp

夏も終わりが見え、北海道では秋の空気を感じる日も出てきました。今後、9月から11月にかけての道内は、どんな天気や気温の傾向になるのか。冬の訪れは早いのか、遅いのか。詳しく解説します!

9月 爽やかな空気に包まれる日も 台風には注意

北海道を移動性高気圧に覆われ、秋晴れとなる日があるでしょう。大陸からの高気圧は、乾いた空気を運んでくるため、道内でも乾燥した空気に包まれ、秋らしいカラっとした陽気となる日も出てくる見込みです。
気温は平年並みか高いですが、残暑が厳しいわけではなさそうです。むしろ、日中はぽかぽか陽気で過ごしやすく感じられる日が多くなる見込みです。なお、朝晩の冷え込みはだんだん強まっていく時期のため、調節しやすい服装がよさそうです。
なお、平年では、1年の中で8月から9月にかけてが最も台風の発生数や接近数、上陸数が多く、北海道への接近数も平年ではこの時期に一番多いというデータがあります。台風が北海道にも影響する予想になった場合は、最新の気象情報や交通状況などには十分注意し、防災用品などの確認も早めに行うようにしてください。

10月 気温は平年より高め 秋は長い?

天気は数日の周期で変わり、太平洋側では後半に晴れる日が多くなってくるでしょう。
特に前半にかけては、気温は平年より高めに経過する見込みです。北海道の秋は短い、という言葉もよく使われますが、今年の秋は比較的長めに楽しむことができるかもしれません。
とはいえ、10月後半にはだんだんと気温が平年並みになっていき、平地でも初雪の便りが届く頃になっていきそうです。本格的に寒くなる前に、暖房器具のチェックをしたりなど、早めに行動するとよいでしょう。

11月 本格的な冬の空気に入れ替わる

冬型の気圧配置となる日も増えてくる見込みです。日本海側とオホーツク海側は、平年と同様に曇りまたは雪か雨の日が多くなるでしょう。太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多くなる見込みです。
気温は平年並みで、10月までと比べると急に寒くなる印象になる可能性があります。平年では札幌でも11月初めに初雪の便りが届きます。いよいよ本格的な雪の季節となり、平地でも積雪状態となる地域もだんだんと増えていきそうです。

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