今週の天気 中頃から秋雨前線活発に

2017年8月27日(日)16時32分 tenki.jp

週の中頃から、秋雨前線の活動が次第に活発になる見込みです。関東から東北は大雨になるおそれがあるため注意が必要です。

熱帯低気圧が前線の活動を活発に

8月31日(木)から9月2日(土)頃にかけて、秋雨前線の活動が活発になる見込みです。関東から東北付近に停滞する前線に向かって、日本の南の海上を北上する熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込むためです。関東や東北の太平洋側では雨雲が発達しやすくなるでしょう。線状降水帯が発生して同じような場所に激しい雨を降らせるおそれもあり、大雨に警戒が必要です。また、小笠原諸島には熱帯低気圧が8月31日(木)から9月2日(土)に近づくおそれがあり、荒れた天気になるおそれがあります。海には近づく前から影響が出て、28日(月)から波が高くなりそうです。海のレジャーや船舶などはご注意下さい。

各地の天気は?

【北海道】
晴れる日が多いですが、天気が崩れそうなのは29日(火)。寒冷前線が通過して、ザッと雨が降るでしょう。長く降り続くような雨にはならない見込みですが、一時的に雨脚が強まりそうです。31日(木)は晴れ間が出ますが、秋雨前線の影響を受ける可能性があり、雨雲のかかる所がありそうです。
【関東、北陸、東北】
晴れ間の出る日もありますが、全般に雲が広がりやすい見込みです。東北は29日(火)から2日(土)にかけて、北陸は30日(水)から1日(金)、関東は31日(木)から1日(金)に雨の降る所が多いでしょう。雨の降り方に注意が必要なのは、秋雨前線の活動が活発になる31日(木)から1日(金)です。大雨になる可能性がありますので、最新の情報を確認して下さい。また、もしもの時に備えて、避難経路や避難時の行動を見直しておきましょう。下記リンクのトクする!防災のページも参考になさって下さい。
【東海】
秋雨前線や湿った空気の影響を受けて、全般に雲が広がりやすい見込みです。31日(木)から1日(金)は前線の雨雲がかかり、雨脚が強まる所がありそうです。
【近畿〜九州、沖縄】
高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。31日(木)、1日(金)は弱いながらも前線の影響を受けて、近畿、中国、四国では雲の多い天気になりそうです。また、晴れている日も山沿いを中心に夕立の所があるでしょう。向こう一週間も残暑が厳しく、最高気温は連日30度以上の予想。前半は、福岡などで35度以上の猛暑日の所もあるでしょう。ただ、週の中頃からは徐々に朝晩の暑さは落ち着き、熱帯夜の地点が減りそうです。だんだんと寝苦しさから解放されるでしょう。

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