北海道で非常に激しい雨 雨が弱まっても土砂災害などに注意

2023年9月5日(火)8時55分 tenki.jp

北日本では、けさ(5日)にかけて「激しい雨」や「非常に激しい雨」が降り、大雨になっている所があります。雨や弱まったり、やんだりしても土砂災害に注意してください。

局地的に「非常に激しい雨」

北海道ではけさ(5日)にかけて、暖かく湿った空気の影響で、断続的に発達した雨雲がかかり、大雨になっている所があります。
1時間降水量は、北海道渡島地方の知内町で66.5ミリ(午前0時15分まで)の「非常に激しい雨、釧路空港で44.0ミリ(午前6時40分まで)の「激しい雨」が降りました。いずれも、観測史上1位となる降水量でした。
また、釧路地方の鶴居村では42.0ミリ(午前0時51分まで)、根室地方の羅臼町で41.0ミリ(午前1時58分まで)を観測し、9月としては統計開始以来、最多を更新しています。

北海道東部 昼頃まで雨

きょう(5日)は、北海道の東部では昼頃まで雨が降り、雷を伴って雨脚が強まる所もありそうです。南西部や北部も所々で雨や雷雨となるでしょう。
東部の大雨もピークを越えつつありますが、これまでの雨で地盤が緩んでいる所があります。雨の降り方が弱まっても、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に、注意してください。

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