18日 九州北部で大雨 北海道は雨や風が強まる 四国や本州も急な激しい雨に注意

2023年9月18日(月)5時49分 tenki.jp

きょう18日、3連休最終日は秋雨前線や低気圧の影響で、九州北部や北海道では大雨になる所がありそう。晴れる所も、急な激しい雨にご注意を。

前線や低気圧の影響 大気の状態が不安定

きょう18日・敬老の日は、秋雨前線が東シナ海から日本海、北海道付近に停滞する見込みです。また前線上の低気圧が、夜にかけて北海道付近を通過するでしょう。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となりそうです。九州北部は、風がぶつかるような場所にあたり、特に雨雲が発達しやすいでしょう。低気圧が近づく北海道は、雨だけでなく、風も強まりそうです。

九州北部や北海道 大雨に注意・警戒

きょう18日・敬老の日の天気です。
沖縄はおおむね晴れますが、所々で雨や雷雨となるでしょう。
九州北部は午前を中心に雨が降り、滝のような「非常に激しい雨」が降る所もありそうです。これまでの大雨で、すでに地盤が緩んでいる地域があります。土砂災害に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
九州南部や四国、中国地方、近畿は晴れ間が出ますが、あちらこちらで雨が降るでしょう。平野部でも一時的にザッと雨が降り、激しく降る所もありそうです。
関東甲信は、強い日差しが照りつけるでしょう。気温がグングン上がり、内陸部では最高気温が35℃以上の猛暑日になる所がありそうです。ただ、山沿いを中心に夕立があり、局地的には非常に激しい雨が降るでしょう。
北陸と東北は、変わりやすい天気になりそうです。午前中は日本海側で雨や雷雨の所があるでしょう。午後になると山沿いを中心に雨雲が湧いて、急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。
北海道は発達した雨雲が通過中で、1時間に40ミリを超える「激しい雨」が降っている所もあります。午後は次第に雨の範囲は狭くなってきますが、日本海側やオホーツク海側を中心に雷を伴って雨脚が強まるでしょう。大雨による低い土地の浸水、河川の増水などに注意、警戒してください。

非常に激しい雨って どんな雨?

非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上〜80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。ただ、実際はまわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

激しい雨って どんな雨?

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

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