自民党千葉県連、8区に元経産省官僚・松本泉氏を擁立…桜田義孝・元五輪相の不出馬表明で公募

2024年10月8日(火)10時21分 読売新聞

8区への擁立が決まり、記者会見した松本泉氏(7日、千葉市中央区で)

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 自民党千葉県連は7日、衆院選の千葉8区に元経済産業省官僚の松本泉氏(42)を擁立することを決めた。県ゆかりの国会議員団会議を開き、承認を得た。

 8区では桜田義孝・元五輪相(74)が立候補しない意向を表明しており、県連が候補者を公募していた。県内外から22人の応募があり、県連幹部や選挙区内の県議らが書類審査と面接を実施していた。

 8区を構成するのは柏市の1市。松本氏は柏市出身で、2007年に経産省に入り、経済成長戦略の策定や知的財産政策の立案などに携わった後、20年に退職した。12〜14年には米ハーバード大院に留学した経験があり、弁護士資格も持っている。現在は柏市に住んでいる。

 松本氏は7日、千葉市中央区で記者会見した。経産官僚としての所掌の壁を越え、日本経済を活性化させたいと考え、政治家を志したと説明。「自民党を良くすることでしか日本は良くならない。私のように親族に政治家がいない者を選んだことが、党が変わろうとしていることを表している」と述べた。

 関係者によると、公募には桜田氏の長男で柏市議の慎太郎氏(47)らが応募していたという。

 8区には立憲民主党現職の本庄知史氏(49)らが出馬を表明している。

 自民党県連は7日、衆院選に向け、松本氏を含めた支部長14人全員の公認を党本部に申請した。

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