今年の金木犀は約2週間遅れ 東京でもようやく5割が甘い香りを感じる

2023年10月14日(土)14時0分 ウェザーニュース

2023/10/14 13:57 ウェザーニュース

10月に入りこれまでの暑さも落ち着くとともに、朝晩は涼しさを感じられるようになりました。空の様子や街中の木々からも夏から秋への移り変わりを感じられます。
市街地にも多く見られ、秋に咲く花としての印象も強い金木犀(キンモクセイ)が、今年は遅れて甘い香りを漂わせ始めています。

昨年に比べ約2週間遅れで5割を超える

ウェザーニュースがアプリ利用者を対象にしたアンケート調査結果を見ると、東京都内で金木犀の香りを感じたという方がこれまで5割を超えていませんでしたが、14日(土)12時までの集計結果によると、その割合が5割を超えました。
アンケート調査の結果を詳しく見ると、「当日初めて金木犀の香りを感じた」と「昨日以前から感じていた」を合わせた割合は、13日(金)は45%とあまり増えていませんでしたが、14日(土)は54%と9ポイント増えて、一気に香りを感じた方が過半数を超えてきました。
金木犀の甘い香りを毎年楽しみにしていた方も多かったと思いますが、今年は約2週間ほど遅れて、東京都内では13日(金)から14日(土)にかけてようやく過半数に到達しました。
昨年は9月中旬まで30℃を超える日があり、9月下旬になってからようやく最高気温が25℃を下回ってきました。
一方で、今年は9月下旬まで最高気温が30℃を超える厳しい暑さが長引きましたが、10月に入ってからはようやく暑さも落ち着き、最低気温は20℃を下回る日も続いています。今年は猛暑や残暑の影響もあり、金木犀の開花も遅れているのかもしれません。
明日15日(日)は東京で雨となりますが、週明けには再び穏やかな天気となる見込みです。一雨ごとに季節が進み、通勤や通学の途中に街中でも金木犀の甘い香りが感じられそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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