北海道 まとまった雨の後は上空に今季一番の寒気 週末は平地で雪の便りも

2023年10月19日(木)11時43分 tenki.jp

今日(19日)の北海道は、広く雨が降っており、明日にかけてまとまった量の雨となる恐れがあります。雨が降った後は、上空に強い寒気が流れ込み、週末は雪の降る所があるでしょう。平地でも雨に雪がまじる恐れがあるため、冬の装備での外出が必要です。

明日にかけてはまとまった雨に注意

北海道付近は、明日(20日)にかけて低気圧からのびる前線を含む気圧の谷の中となるでしょう。
今日(19日)午後も断続的に雨となり、道央や道南方面を中心に降り方が強まって、局地的に激しい雨が降るでしょう。激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風には十分に注意してください。なお、夜には雨はいったんおさまる所が多くなります。
明日(20日)は、道南方面や道東は断続的に雨で、その他の地域も昼頃からは雨が降りやすくなるでしょう。雨の中心は道南方面と道東で、今日よりも雨の降る時間が長く、まとまった量の雨となる恐れがあります。雨が強まったら傾斜地や川のそばには近づかないなど、対策を心がけてください。

土曜日から日曜日の天気 峠では積雪状態に

21日土曜日から22日日曜日の北海道付近は、冬型の気圧配置となり、上空には寒気が流れ込むでしょう。この寒気は、上空1500メートル付近で-6℃前後と、今シーズンで一番強い寒気となる見込みです。
土曜日と日曜日の道内は、太平洋側東部は晴れ間が出ますが、その他は雲が広がり、日本海側を中心に雨の降る所が多くなるでしょう。上空の寒気の影響で峠や山間部では雪が降り、石北峠や三国峠、北見峠など標高の高い峠では積雪状態となる見込みです。また、札幌近郊の中山峠でも雪が積もる可能性があるため、週末の外出で峠越えを予定されている方は必ず冬タイヤを装備するようにしてください。
また、日本海側北部を中心に平地でも雨に雪のまじることがあるでしょう。10月19日の時点で、今シーズンはまだ初雪の観測がありませんが、この週末は初雪の便りの届く所があるかもしれません。なお、気象官署の初雪の平年日は、稚内と旭川10月19日、網走10月30日、札幌や帯広、函館11月1日です。

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