あす 11月下旬とは思えない暖かさ 火曜は寒くなる

2019年11月23日(土)19時3分 tenki.jp

この先、気温の変化が大きいでしょう。あす24日(日)は、全国的に季節外れの暖かさに。25日(月)は、北海道や東北北部で雪が降るほどの寒さになり、26日(火)は、全国的にこの時期らしい寒さになる見込みです。

きょう23日(土) 関東は雨 気温上がらず

きょう23日(土)は、関東や東北南部の太平洋側は、気圧の谷や東の海上から流れ込む冷たく湿った空気の影響で雨が降りました。このため、気温の上がり方は鈍く、午後3時までの最高気温は、東京都心12度2分で12月中旬並み、仙台10度2分で12月上旬並みになりました。

雨雲の元「暖かく湿った空気」流れ込む

20日(水)午前9時、フィリピンの東で発生した台風27号は、21日(木)から先島諸島付近を北上。台風の東側で雨雲が発達し、22日(金)は、沖縄県沖縄市で1時間降水量73.5ミリ、読谷村で68.5ミリを観測。いずれも1976年の統計開始以来、11月1位の値を更新しました。台風27号は、きょう23日(土)午前3時に東シナ海で、中心付近の風が弱まり、熱帯低気圧に変わりました。熱帯低気圧は今後、日本の南から東シナ海に延びる前線に取り込まれて、東へ進むでしょう。熱帯由来の暖かく湿った空気の影響で、24日(日)は、九州や四国、近畿の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みです。25日(月)も近畿の太平洋側から関東に発達した雨雲がかかる可能性があります。発達した積乱雲の下では、竜巻などの激しい突風が発生することもありますので、ご注意下さい。

あす24日(日) 雨が降る地域も11月下旬とは思えない暖かさ

あす24日(日)は、上空1500メートル付近で、気温が3度以上の暖かい空気が北海道まで北上するでしょう。九州から北海道の上空は、平年より気温が10度以上も高い暖気に覆われます。このため、朝の冷え込みはないでしょう。北海道でも最低気温が0度未満の冬日になる所は少ない見込みです。札幌では、11日ぶりに冬日から解放されるどころか、7度と10月中旬並みの予想です。
日中は、雨が降る地域でも11月下旬とは思えない暖かさでしょう。最高気温は、九州から関東は20度くらいの所が多く、東北や北海道も15度以上の所が多い見込みです。全国的に10月中旬から下旬並みでしょう。夜の気温は朝より高い所が多い見込みです。東京都心の気温は、夜遅くにかけて15度を下回らないでしょう。あす夜は、きょうの日中より暖かいということです。

26日(火) 全国的にこの時期らしい寒さに

25日(月)は日本付近は、冬型の気圧配置となり、大陸から寒気が南下してくる見込みです。上空1500メートル付近で、平地で雪の目安とされる気温が氷点下6度以下の寒気が、東北北部まで流れ込むでしょう。北海道は、日本海側やオホーツク海側を中心に雪が降り、東北北部も平地で雪が降る所がある見込みです。25日(月)の最高気温は平年より高い所が多いですが、26日(火)は全国的に平年並みになる見込みです。季節外れの暖かさのあとで、一層寒く感じられそうです。

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