気温差が大きい一週間 小春日和と真冬のような寒さを繰り返す

2023年11月23日(木)16時53分 tenki.jp

この先は、日ごとの気温差が大きくなりそうです。週末は真冬のような寒さになりますが、27日(月)は暖かい空気が流れ込むでしょう。ただ、寒気は2〜3日周期で南下するため、29日(水)〜30日(木)は再び寒くなりそうです。

寒気は3〜4日周期で南下 気温変化が大きい一週間に

今日23日(勤労感謝の日)は、南からの暖かい空気の影響で、日中はこの時期としては高い気温になりました。10月並みの暖かさになった所が多く、東日本と西日本は広く20℃を超えました。東京都心の最高気温は21.2℃となり、11月9日以来、2週間ぶりに20℃以上を観測しました。
明日24日(金)は冬型の気圧配置が強まり、明後日25日(土)にかけて、強い寒気が流れ込むでしょう。週末は12月並みの寒さとなりそうです。27日(月)以降は一旦寒さが落ち着くものの、29日(水)から30日(木)には再び強い寒気が流れ込みます。日ごとの寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないようご注意ください。

札幌は25日(土)に今季初の真冬日か

特に気温の変化が大きいのは北日本です。札幌では、今日23日(勤労感謝の日)は17.3℃まで気温が上がり、季節外れの暖かさとなりました。明日24日(金)は寒気の影響で一気に気温が下がり、明後日25日(土)の最高気温は−2℃の予想です。今シーズン初めての真冬日となるでしょう。北寄りの風が強まるとともに、平地でも大雪や吹雪となるおそれがあります。寒さはもちろんのこと、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風などにも警戒してください。

気温と服装の目安

上の図は気温と服装の目安です。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、服装選びの参考になさってください。
① 10℃以上15℃未満
気温が15℃未満になると、セーターなど厚手のものが活躍します。10℃くらいでは空気が冷たく感じられて、トレンチコートなど薄手のコートが必要になります。
② 5℃以上10℃未満
本格的な寒さで、冬物のコートの出番です。コートの中にも暖かなセーターを着るなど寒さ対策が必要です。
③ 5℃未満
厳しい寒さで、万全な防寒対策が必要です。ダウンコートにマフラーや手袋なども使って、寒さから体を守りましょう。
体感温度は気温だけでなく、風の強さも影響します。一般的に風速が1メートル増すと、体感温度は1℃下がるといわれています。風が強い場合には一枚衣服を多く重ねたり、厚手の上着を着たりするなど、工夫すると良いでしょう。

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