東北で雪の範囲が拡大 北日本は積雪急増や視界不良に注意
2022年12月4日(日)17時30分 ウェザーニュース
2022/12/04 17:12 ウェザーニュース
寒気が強まり、東北北部でも雪の地域が多くなってきました。北日本は明日にかけて引き続き積雪の急増や視界不良に注意が必要です。北陸も急な雨の強まりや突風にお気をつけください。
多いところは1時間で5cm程の強雪
今日4日(日)は北日本で冬型の気圧配置が強まり、朝よりも寒気が南下しています。17時現在、上空1500m付近で−9℃のラインは東北北部付近にあるとみられ、午前中は雨のところが多かった秋田県沿岸部でも雪になりました。青森県・酸ヶ湯は14時に積雪が1mを超え、現在は107cmになっています。
北海道は断続的に雪が強まり、岩見沢や初山別など多いところでは1時間に5cm程の積雪増加となっています。風も強く、沿岸部では平均風速が10m/sを超えている状況です。石狩地方や留萌地方には引き続き暴風雪警報が発表されています。
強い寒気は明日も居座る予想で、北日本日本海側では積雪の急増や視界不良に注意が必要です。荒天時の外出は控えてください。また、安全を確保のうえ、こまめに除雪を行うと良さそうです。
北陸も急な強い雨や突風に注意
4日(日)17時の雨雪レーダー
前線が通過している北陸も、ところどころで雨が降っています。急な強い雨や突風、霰(あられ)に注意が必要です。
内陸山沿いでは雪になるところもあります。明日の朝は冷え込みが強まるため、凍結など路面状態の悪化にもお気をつけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)