日曜日から強い寒気が南下 来週は全国的に寒さが続く

2023年12月12日(火)18時0分 ウェザーニュース

2023/12/12 18:03 ウェザーニュース

来週は日本列島の上空に強い寒気が南下します。
17日(日)以降は全国的に気温が一気に低くなり、それまでの暖かさから一転して真冬の寒さになる見込みです。日本海側では雪が降り、大雪や吹雪に注意が必要です。

日本海側は大雪や吹雪に注意

週後半の15日(金)から16日(土)は低気圧が日本付近を発達しながら通過します。
その後は冬型の気圧配置が強まり、17日(日)以降は上空約1500mで−6℃以下の強い寒気が南下する見込みです。このため日本海側の各地で雪雲が発達しやすくなります。風も強く吹くため、北日本の日本海側や北陸の山沿いでは大雪や吹雪に注意が必要です。
今年はまだ富山や金沢、福井で初雪が観測されていませんが、北陸平野部でも雪の積もる所が多くなりそうです。また、近畿北部や山陰でも広範囲で雪になる見込みです。
まだ冬タイヤへの交換をしていない方は、今週中に冬装備の準備をしておくことをおすすめします。この寒気は強弱を繰り返しながら、来週後半まで居座る可能性もあります。総降雪量が多くなる心配もあるため、最新の情報を随時ご確認ください。

関東以西も最高気温10℃以下に

日曜日以降は上空に強い寒気が流れ込み、全国的に気温が低くなる見込みです。平地で降水があれば雪になる目安とされる、上空約1500mでー6℃以下の寒気が西日本や東日本まで南下します。
東日本や西日本は、今週は最高気温が20℃前後まで上がる日もありますが、17日(日)以降は気温が一気に低くなります。
関東からから九州にかけては、日曜日以降は最高気温が10℃以下の日が多くなる見込みです。また、朝も3℃前後まで下がる予想です。
それまでの暖かさから一転して、急に真冬並みの寒さとなりそうです。この先しばらくは寒暖の変動が非常に大きくなるため、体調を崩さないようお気をつけください。

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