青森県などで雪が積もる 関東から西もスッキリと回復せず
2023年12月12日（火）10時30分 ウェザーニュース
2023/12/12 10:34 ウェザーニュース
前線を伴った低気圧が日本列島を通過している影響で、今日12日(火)は東日本や北日本では雨の降っているところが多くなっています。気温の低い東北北部や北海道は雪になっている所があり、青森県内などで雪が積もりました。
関東以西は昼間も雲が広がりやすく、雨の降る所もある見込みです。
八戸市で積雪14㎝を観測
日本列島を低気圧が通過し、全国的に天気が崩れました。
気温の低い東北北部や北海道の太平洋側では雪になっていて、青森県などではしっかりとした降り方になっています。青森県八戸市では10時の積雪が14cmと、今シーズン初めて10㎝を超えています。そのほか、青森県三戸町や岩手県二戸市でも12cmの積雪となっています。
東北北部ではだんだんと雪から雨寄りに変わってくるので、路面状況の悪化に注意が必要です。北海道の太平洋側では昼過ぎにかけて雪が降りやすく、さらに積雪が増えることが予想されます。水分の多い湿った雪となっていますので、車の運転の際はもちろんのこと、雪の上を歩く際にも滑りやすくなっていますので、十分に注意してください。
関東は夜に再び雨の可能性
関東や東海では朝に発達した雨雲が通過し、本降りの雨となりました。
沿岸部ほど雨が強まり、静岡県南伊豆町の石廊崎では1時間に14.5㎜のやや強い雨を観測しています。また、伊豆諸島の利島では8時40分までの1時間に39.0㎜の激しい雨が降りました。低気圧は段々と東海上に離れるため、関東から九州にかけての雨は止んでくる所が多くなります。
雨の予想 12日(火)夜
ただ、高気圧の張り出しが少し遅れるため、スッキリ回復とはなりません。東日本や西日本は昼間も雲が広がりやすく、雨の降る所もある見込みです。
また、関東は夜になると再び雨雲が広がりやすくなります。一旦止んでも夜は再び雨となる可能性があるため、油断せず帰宅時も空の変化に注意が必要です。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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