ふたご座流星群 新月の今夜もチャンス 極大は14日夜~15日明け方 毎分流れ星も

2023年12月13日(水)12時35分 tenki.jp

三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の活動の極大が近づいています。ピークは15日(金)の明け方ですが、今夜も流れ星を見つけるチャンスで、広い範囲で天体観測を楽しめそうです。

今夜〜14日(木) 1時間に10〜25個程度の流星に期待

ふたご座流星群が普段より目立って多く見えるのは、今夜から15日(金)の夜です。極大の前日にあたる今夜から14日(木)の明け方は、空が暗い場所で、1時間に10個から25個程度の流れ星が見えると予想されています。
今夜は、西日本や東日本の太平洋側、北日本の太平洋側では広い範囲で晴れる見込みです。また、今夜は流星群の活動がピークではないものの、新月のため月明かりがなく、好条件と言えそうです。

14日(木)〜15日(金) ピーク時は1時間に70個もの流星か

14日(木)から15日(金)は、流星群の活動が極大を迎えます。ピークとなる15日(金)の午前4時ごろは1時間に70個と、毎分のように流れ星が見られる可能性があります。ここ数年では最も多く、絶好の観察条件となります。
肝心の星空指数は、今夜に比べると下がる所が多くなり、運も必要となりそうです。ピークは15日(金)の明け方ですが、今夜は広い範囲で星空指数が高くなっています。寒さ対策をしっかりとした上で、流れ星を探してみてはいかがでしょうか。

流れ星を見つけるコツは?

流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。
①できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
②できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。

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