明日15日 雨風強まり荒天 雨雲通過後は冬の嵐 大雪や暴風雪に警戒 厳しい寒さへ

2023年12月14日(木)17時59分 tenki.jp

明日15日は、前線を伴った低気圧が日本海から三陸沖へ進むでしょう。九州から東北にかけて広い範囲で雨が降り、北陸や長野県では警報級大雨の可能性も。沿岸部ほど風も強く、横なぐりの雨になる所があるでしょう。低気圧が発達するため、南風が強く、高波にも注意。

明日15日 雨風が強まる所も 北陸や長野県で大雨の恐れ

明日15日(金)は、前線を伴った低気圧が日本海から東北へ進むでしょう。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、前線や低気圧付近で雨や風が強まる見込みです。
九州は北部を中心に断続的に雨が降り、雷を伴ってザっと雨が強まる所もあるでしょう。九州南部や中国、四国や近畿も朝晩を中心に雨が降りやすく、本降りの雨になることも。
東海や関東は午前を中心に雨が降り、南風が強まりそうです。通勤通学は丈夫な傘が必要でしょう。
北陸や長野県は雨雲のかかる時間が長く、局地的に強い雨が降り、大雨となる所もある見込みです。予想よりも雨雲が発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となることもあるでしょう。雨の降り方には、十分ご注意ください。
東北も雨や風が強まる見込みです。東北北部や山沿いでは雪が降り、積雪が急増する所もありそうです。湿った雪によって道路の状況が悪くなる可能性もあり、雪道の走行は十分な注意が必要でしょう。
北海道は日中はいったん雪がおさまりますが、日本海側でふぶく所がありそうです。

明日15日は一時的に暖気流入 その後は強い寒気が南下

明日15日(金)は、前線や低気圧の影響で広く天気が崩れますが、前線の南側は季節外れの暖気に覆われ、日中は12月とは思えないような暖かさとなるでしょう。
南風が強まる西日本や北陸で気温が急上昇し、20℃を超える所もある見込みです。福岡市で24℃、大阪市で23℃と、12月としては記録的な暖かさとなりそうです。一方、東京都心は12℃で平年並み、仙台市は6℃と大きく平年を下回る所もあるでしょう。関東から北は万全な防寒対策が欠かせません。雨具を備えて、暖かくしてお出かけください。
暖気が入るのは一時的で、16日(土)以降は西日本や東日本に、強い寒気が南下するでしょう。
17日(日)午前9時の寒気の予想図を見ると、上空1500メートル付近の平地にも雪を降らせるレベルとなる寒気が四国や紀伊半島、東海沖までをすっぽりと覆うでしょう。17日夜には関東も冷たい空気に覆われる見込みです。

16日〜寒気南下 17日〜西日本でも雪 20℃以上から一桁に急降下も

16日(土)は九州から東海、北陸にかけて断続的に雨が降るでしょう。東北は雨や雪が降り、北海道は次第に雪のエリアが広がりそうです。
北西の風向きに変わり、次第に強まるため、午後は体感的に急に寒く感じられるでしょう。
17日(日)〜18日(月)は、冬型の気圧配置が強まるでしょう。強い寒気の南下で、西日本の日本海側は、福岡市や松江市など平地でも雪が降る見込みです。西日本では標高の高い所を中心に積雪となる可能性があり、積雪や路面凍結に注意が必要でしょう。北陸や東北、北海道の日本海側では大雪や暴風雪の恐れがあり、交通にも影響が出そうです。早めに雪の備えを行ってください。
また、20⽇(水)から21⽇(木)頃にかけても、再び冬型の気圧配置が強まり、荒れた天気となる所がある見込みです。北日本の日本海側や北陸を中心に更に雪の量が増える恐れがあるため、大雪の影響が長引く可能性があります。また、再び西日本の日本海側でも雪や風が強まるでしょう。
寒気の南下に伴い、気温の変動も大きくなります。17日(日)から全国的に真冬の寒さとなるでしょう。
明日15日の10月並みの暖かさから一転し、2日後には真冬の寒さとなるため、体に堪えそうです。家の中でも温度が一定になるように寒い脱衣所などは暖房を使用し、ヒートショックにご注意ください。本格的な寒さに備えを行いましょう。

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