土曜日は全国的に雨や雪 日曜日は強い冬型で再び大雪に

2022年12月15日(木)18時0分 ウェザーニュース

2022/12/15 17:24 ウェザーニュース

明後日17日(土)は低気圧や前線が通過する影響で、日本海側だけでなく太平洋側も天気が崩れます。18日(日)になると再び強い寒気が南下し、日本海側の広範囲で雪となる見込みです。

太平洋側も広い範囲で雨

明後日17日(土)は低気圧や前線が西から近づき、西日本では朝から雨の降る所があります。午後にかけて雨の範囲は拡大し、東日本や北日本でも降り出す見込みです。
平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、夕方の時点で東北北部まで北上する予想となっています。北陸や東北の平野部は雪ではなく雨の所が多く、雪が積もっている地域では路面状況の悪化に注意が必要です。
北海道の太平洋側は低気圧が近づく夜に湿った雪が強まり、内陸部を中心に積雪が急増するおそれがあります。

西日本で積雪増加のおそれ

18日(日)の予想天気図

低気圧や前線が東に離れた後、18日(日)は冬型の気圧配置が強まります。上空1500m付近で−6℃以下の寒気は西日本のほぼ全域を覆うほど南下し、山陰あたりまで−12℃以下の寒気が迫る予想です。
西日本の日本海側は昨日から今日15日(木)以上に雪が降りやすく、広い範囲で積もるとみられます。九州や四国でも内陸、山沿いの一部で積もるほどの雪になりますので、18日(日)に車で移動を予定している場合は、冬用タイヤやチェーンなどの必要な所が増える見込みです。
北陸や北日本の日本海側も大雪や吹雪のおそれがありますので、積雪の増加、視界不良などに警戒をしてください。

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